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M&A用語集

    利益相反

    利益相反取引とは、当事者の一方の利益が他方の不利益になる取引のことをいう。代表例として取締役と会社の間の取引が利益相反行為になることは有名である。例えば、取締役に対して会社が金銭を貸し付けたり、債務の連帯保証人になる場合、取締役自身は会社から金銭の貸付を受けることで利益を享受することができるが、会社からすると融資が回収できなくなる可能性もあり、リスクを伴う。このように取締役自身の利益と、会社との利益とが相反する取引については、取締役が自己の利益を優先させて会社に損害を与える可能性があるため、会社法で規制が行われている。M&Aの世界では、取締役による会社買収(MBO)の際にしばしば問題となる。すなわち、取締役は株主の利益のために少しでも高く会社が買収されるように努力すべきであるが、同時に株式を買収する側でもあるため、少しでも安く買いたいというイセンティブも働くのである。