沖縄M&Aサポートトップページ > ブログ

親族からの横槍

2016-11-21 11:51:37

長年続いてきた家族経営の企業を第三者に承継する場合、社長の決断は大切ですが、周りの親族があれこれ言うと話がややこしくなることがあります。

 

実際に私が関与した中でも社長の姉妹が口を突っ込んできてややこしくなったという案件がありました。

 

その社長は、お父様から引き継いだ事業を一生懸命頑張ってきたのですが、時代の変化とともに売上が低下し、借入金の返済も滞ることがありました。

このまま事業を続ければ、借入金の返済はストップし、担保に押さえられている自宅や工場等は金融機関に全て差し押さえられる、それでも全額返済できないので、自己破産をするしかないという状況でした。

 

そんな中、その会社の持つ免許に興味を持った会社から数千万円で承継したいという依頼がありました。

その社長は自分が苦労してきて、業界で単独で生き残るのに未来を見出せない状況で事業を息子に継がせたくないと考えており、第三者からの承継提案は非常に魅力的でした。

 

ところがその話を親族にしたところ、事業には全く無関係な姉妹から、お父さんが一生懸命育て上げた事業を他人に売るなんて、親不孝にも程があると、さんざん非難されました。

結果的にその姉妹もそうせざるを得ないと諦めましたが、その説得に半年程度かかりました。

 

この案件は譲渡希望者が気長に待ってくれたので無事にクロージングしましたが、危うく頓挫するところでした。

家族経営している企業が第三者承継を考える際は、直接関係ない親族にも理解してもらうことが重要だとあらためて感じた一件でした。

 

016

 

  事業承継・後継者問題でお悩みの方へ

今すぐお電話
098-943-3697