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前回のブログで株主が多い企業があり、M&Aに思わぬ影響が出ることを書きましたが、株主が多いということは敵対的なM&Aを仕掛けられる可能性も高まります。
大半の方は、敵対的なM&Aなんて無理だろうと考えますが、そうでもありません。
沖縄に限らないですが、地方には業績が堅実な優良企業で純資産が大きい企業というのがたくさんあります。
この企業の株主が敵対的なM&Aを仕掛ける企業に株を売ったとします。
もちろん、株式の譲渡制限が付いている会社がほとんどですので、売主と買主は連名で会社に対して譲渡承認を請求します。
会社としてはこれを認めてしまうと全く知らない第三者が会社の経営にタッチしてきて非常に混乱します。
また、認めなかった場合には、その株式を誰かが買い取らなければならないので多額の現金が流出し、経営に影響が出ます。
こんなことは都会のことだろうと思いがちですが、実際に沖縄でも標的にされている実例があります。
ですので、なるべく株式は集約しておくようにしましょう。
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